診療現場からの報告

第6話:甘い誘いにはご用心! [カウンセラー]

友人や会社の同僚の方に誘われ”遊び”に行き、悪い病気(性病)をもらってしまったと後悔した経験はありませんか?
当院でも、淋病・クラミジアなど性行為感染症(いわゆる性病)の検査及び治療を行っており、数多くご相談を頂きます。他の医療機関が休診の事が多い土・日・祝日でも当院では診療を行っているので、そのような日は特にご相談の数も増えます。

独身の方ですと、治療されて完治すれば問題ないことが多いようですが、深刻なのは既婚されている方です。
よく、性病に感染しまった事実をどのように奥さんにお伝えしたらいいのか悩む方が多いようです。病気をもらってからの性行為によって移してしまっている可能性があるため、そのような場合、告知しなければなりませんが、家庭問題にもなりかねないため悩まれているのです。

告知の際のごまかし方などを指南してほしいと何度か言われたことがありますが、結果的に御本人(奥様も含めて)たちの為にならないため、それはむずかしいとお断りしています。

このような、無用な悩みを抱えないため、アドバイスさせて頂くとすれば”遊び”もほどほどにという事、また、性病かなと少しでも気になれば早めにご相談下さいということになります。