診療現場からの報告

第88話: 歯茎のケアがED予防になる!? [細川]

『重度の歯周病による歯茎の炎症は、30代の男性のEDのリスクを3倍以上に増やす』、とのトルコからの報告を以下紹介します。

EDの最も一般的な原因のひとつとして血管の疾患によるものがあります(動脈硬化等)。
これは、血管が狭窄してくることで血流量が減少する事によります。
そこで、30〜40歳のED患者80名と、EDではない82名を比較検討したところ、EDでないもの23%に対し、ED患者の 53%が歯茎に炎症をもっていたとの事です。

影響を及ぼす他の要素を含めて検討した結果、重症の歯周病のある場合は健康な歯茎をもつ男性よりもEDのリスクが3.29倍に増加していたそうです。
(性機能は、国際勃起機能スコアを使用。歯茎の健康は歯垢指数、出血、アタッチメントレベル(歯が歯肉に付着するまでの深さ) 、プロービング値(歯周ポケットの深さ) で評価。)

歯のケアは、意外とEDの方にとって重要なのかもしれませんね。



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