診療現場からの報告

第122話: 自分だけは [カウンセラー/森下]

色々なところでレビトラ、シアリス、バイアグラの偽造品を使用する危険性が書かれていますが、未だに多くの人が偽造品を使用し続けておられます。郵送などで自宅に薬が届くわけですから、これほど便利なことはありません。
しかし、医療機関でED治療薬の処方を受けることは、決して面倒なことではありません。
当院をはじめとするED外来に注力している医療機関では、来院から処方までを効率的に行なっています。このため「こんなに簡単だとは思わなかった」といわれる患者様も少なくありません(一般の医療機関のイメージとはかなり違います)。

それにしても、なぜこうした偽造品はいっこうになくならないのでしょうか?

ファイザーなどが行なった意識調査(ネット上でのED治療薬購入者が対象)によると、97.5%の方々がネットで偽造品が流通しているという認識を持っているのにも関らず、87.7%の方々は自分は本物を購入していると信じていたという結果が出ました。
なんとも言いがたい結果ですね。
まぁ、「自分だけは」と都合よく考えることは誰にでもあるのでしょうが・・・

ちなみにED治療薬をネット上で試買してみると、実に55%が偽造品という結果になったという調査結果も出ています。
偽造ED治療薬には“不純物混入による死亡例”をはじめとした様々な健康被害が報告されています。ネットや通信販売でED治療薬を入手されている方は、必ず医療機関でED治療薬をお求め下さい。
決して「効果がある」=「本物」ではありません。