診療現場からの報告

第152話: 包茎手術で感度が!? [カウンセラー/森下]

包茎手術を行う事でペニスの感度が低下するという心配をされている方が多いようです。
たしかにHP上ではそういった情報を見かけます。

しかし、実際にそうした経験をされた方は、どれ程居られるのでしょうか。
少なくとも当院で施術をされた方で、そういった事をおっしゃられた方は居られません。
ネット特有の都市伝説(?)といったところでしょうか。

包茎の手術では、陰茎の余分な皮膚を切除します。
ただそれだけです。
亀頭を傷つけることもありません。
必要以上の深さまで陰茎にメスを入れる事も有りません。
普通に考えれば感度が落ちるとは考え難いのです。
なのに何故こうした話が出てくるのでしょう。

包茎の方は、普段から亀頭やカリ首が包皮によって覆われ、保護されているような状態です。このため亀頭(カリ首)は刺激に対して、どうしても敏感になりがちです。
包茎手術を行なうと、今まで亀頭(カリ首)を覆っていた包皮がなくなります。下着に触れるなど日常的に刺激を受け続けるため、亀頭(カリ首)は徐々に刺激に慣れていきます。亀頭(カリ首)の表皮が強くなるというイメージです。
術前術後で比較すれば感度が鈍いと感じられるのは当然ではないでしょうか。

「感度が鈍い。」
「刺激に強い。」
どう感じるかは人それぞれ違います。
HPで見かける感度が落ちたという話の真相は、こうした考え方の問題ではないのでしょうか(当然、執刀する医師の技量によって例外はあるかもしれませんが・・・)。