診療現場からの報告

第156話: 敵は脂なり! [カウンセラー/森下]

バイグラ、レビトラが食事による影響を受けることは、これまでから度々お伝えしてきました。これは服用の前後に食事を摂ることで、食事に含まれる脂(油)が薬の吸収を妨げてしまうためです。

焼肉や中華料理のような高脂肪食であれば、その影響も大きくなります。肉を食べてスタミナをつけようとして、薬の効果が出なかったなんてこともよくある話です。

また「アッサリしているから寿司ぐらい、、、」と言われる方もおられますが、魚介類にもちゃんと脂は含まれています。野菜を食べるにしても、ドレッシングを使えばそこには脂(油)が含まれています。
仮に食材に脂(油)が含まれていなくても、調理の過程で使われていれば同じことです。

脂(油)が全く含まれていない料理なら、バイアグラ・レビトラを服用しても影響はありません。しかし、そういった食べ物は限定されてしまい、毎回そういった食事にありつけるとも限りません。
全く食べないか、食べる内容を考えたうえで服用との時間を空ける方が現実的に思えます。

また、油断できないのは飲料です。中にはコーヒーのように脂質を含んでいるものもあります。
いくら食事に注意していても、服用前後にコーヒーを飲んでしまえば元の木阿弥です。

なかには服用前にだけ注意を払い、服用後の油断から効果が出ないなんて人もおられます。服用前であれ服用後であれ、胃の中でバイアグラ・レビトラを食事と混在すれば当然影響を受けます。服用された方にすれば、「まさか」といったところではないでしょうか。
まさに本能寺の変ならぬバイアグラ(レビトラ)の変といったところでしょう。

ちなみにシアリスも高脂肪食を摂った場合、影響を受けることがあります。シアリスはあくまで食事の影響を受け難いだけですので御注意下さい。