心斎橋中央クリニック

タイトル「診療現場からの報告」

第63話:“男性の寿命を延ばす13の方法”から [院長/西川]

先日、英国のThe Daily Telegraphに掲載された上記タイトルの記事について、ちょっとしたコメントを。

《男性の寿命を延ばす13の方法》

①財布をズボンの尻ポケットに入れない
坐骨神経等を圧迫し、足や腰のしびれを招きやすくなるとのこと。

寿命に影響があるのでしょうか。それよりも、尻ポケットに大きな長財布を入れている人を見ると、盗まれんかと心配になります。それと、やっぱり座りにくいような。

②鎮痛剤を使わない
ハーバード大学の研究報告からですが、イブプロフェン等の非ステロイド系抗炎症剤の日常的な服用で、高血圧のリスクが有意に増すとの事。

これは大いに当てはまると思います。ほとんどの抗炎症薬は、高血圧だけでなく、抗老化には概ねマイナス作用を及ぼします。
薬は使い方次第ですが、出来る限りは(無闇には)飲まないのがいいに決まっています。

③普段から性生活を
オーストラリアの研究報告からですが、妊娠率に関して書かれています。長寿との関連性がよく判りませんが、毎日の性生活はいいようです。

セックスの重要性については、その視点によって様々なとらえ方があるので、中々安易にはコメントしづらいのですが、充実したセックスがいつまでも出来ている、っていうのは間違いなくよい事に違いないですね。

④丈夫な歯が薄毛予防に
グラナダ大学(スペイン)の研究報告ですが、薄毛には遺伝やストレス以外に、歯の健康状態も大きく影響しているそうです。

そのとおりだと思うのですが、丈夫な歯、って持って生まれたもので、どうしようもないじゃない? せいぜい適度な歯磨きぐらいでしょうが、まあ歯のケアが大切であるのは言うまでもないと思います。薄毛との関連性は以外ですね。

⑤若い女性と結婚する
マックス・プランク研究所の研究結果からですが、妻の年齢が夫よりも9~11歳若いと、夫が早死にする危険性が11%下がるそうです。

若い女性との結婚はうらやましい限りですが、今更どうしようもない!!

⑥骨盤底筋を鍛える
膀胱の機能や性機能を高めることが出来るそうです。

この筋肉の鍛え方は多くのところで書かれていますので、調べて下さい。
その他、日常生活ではほとんど使わない筋肉を鍛えると、いい事はたくさんあります。詳しくはまた書きます。

⑦上位ポストに就く
英国での報告ですが、公務員のポストについて調べたもので、上位ポストと最下位ポストの職員では、死亡率に3倍近い開きがあるそうです。 裁量権の有無が影響しているのでは、と書かれています。

⑧毎日リンゴを食べる
下位の消化器(小腸や大腸)の癌の予防に、リンゴを毎日一個食するのがよいと書かれています。

⑨肉を控えた食事
ペンシルベニア州立大学からの報告ですが、肉類を減らした食事は癌や心臓疾患のリスクを軽減し、更に、男性機能にもよい影響を与えるとの事。

これについては、そのとらえ方(切り口)によって、とても多くの報告がなされていますが、美味しいと思うものをバランスよく、しかも腹八分目で採るのがよくて、それ以上でもそれ以下でもないはずです。

⑩妻に仕事をさせない
ロンドン大学クイーン・メアリー医学院からの報告ですが、妻が仕事をしている時間が短ければ短いほど、夫のストレスが和らぐそうです。

⑪利き腕と反対の手で歯を磨く
普段は使わないほうの手での歯磨きによって、脳を活性化させる事が出来、アルツハイマー病の予防効果を書いています。

言うまでもない事だと思います。使っていない脳を使ってみる事ってとてもよい事です。でも利き腕でない手での歯磨きはかなり難しい。

⑫コレステロール値を下げる
テンプル大学医学部からの報告ですが、禁煙と肥満の解消に加えて、コレステロロール値を下げることで、血液の循環が良くなり、性生活の改善にも役立つそう です。

⑬毎日10分間の日光浴
毎日10~15分間、太陽の光を浴びてビタミンD不足を解消する事で、性欲の減退、脱力感、抜け毛、関節痛などに効果的であるそうです。

以上ですが、書いてみると何てことのない内容でしたね。
丈夫なカラダに丈夫な歯、運動不足の解消にバランスのとれた食事、充実した仕事ぶり、それに頭の体操ってところでしたが、②は薬漬け医療の我が国ではとても大切な内容で、それとセックスライフも外せないようです。

 

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