誰にも気づかれず、きれいに包茎を治しましょう
■一言で包茎と言っても、いくつかのタイプがありますので、ご説明します。
1:仮性包茎
普段は包皮が被っているが、勃起した状態では剥けているタイプです。最も多いタイプですが、包皮の被り具合にそれぞれ差はあります。 包皮炎などの炎症が起こりやすいのですが、 普段から汚れを洗い流す習慣が必要だと思います。 手術による治療が必要であるかどうかは、その被り具合にもよると思います。 また、包皮の被さり程度が小さい方で、 亀頭を少し大きくするだけで十分被らなくなる場合もあります。
2:真性包茎
勃起時であっても、亀頭が露出しないタイプです。 多かれ少なかれ、発育障害があります。 幼少時は別にして、第2次性徴期以降も改善がなければ、手術による治療が必要になります。 四十代以降の方で、この真性包茎である方が多く来院されるのですが、 知識不足によるものと、なかなか恥ずかしくて放置していたものがほとんどです。
3:嵌頓包茎(カントン包茎と言います)
勃起時に、亀頭を露出させる事はできるが、亀頭の根元で締め付けが強いタイプのものです。 無理に剥こうとして、元に戻らずに腫れ上がってくる場合がありますし、 締め付け部分(絞扼輪と言いますが)の皮膚が非常に弱く、 包皮炎をおこす場合が多々見られます。 当然ですが、早い内に治療を受けておかれるべきだと思います。
4:埋没陰茎による包茎
包皮の根元の部分から前方へ突出している、 あるいは、陰茎を支えている靭帯の影響が強くて、 陰茎が根元の方へ埋没気味であるタイプです。 加齢によって包茎の状態が強くなる場合が多く、 また、下腹部の皮下脂肪が増える事によってもおこります。 治療は、その状態によって異なるのですが、 ただ単純に被さる包皮を取り除く手術ではよくならないタイプです。
ご参考に 診療現場からの報告
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- 第66話:HP広告の嘘[09/10/15]
- 第37話:気付いていない カントン包茎(画像有り) [07/8/23]
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- 第29話:一般的な包茎治療の経過について(画像有り) [07/3/9]
- 第26話:「亀頭の下の部分皮が裂けて性交できません。」 [07/1/18]
- 第25話:女性からの包茎相談 [06/12/27]
- 第24話:医療供給サイドの“敷居の高さ” [06/12/21]
- 第23話:糖尿病と包茎との関係(画像有り) [06/11/13]
- 第21話:包茎ではなかったのに真性包茎になった? [06/11/4]
- 第19話:根部切除手術について [06/10/11]
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