最近、包茎治療の相談が続きました。
お話をお聞きして感じるのが、治療を受けたい想いと、恐怖心との間で葛藤されるということです。そして、包茎治療をお考えになる最大の要因が、コンプレックス解消だということです。包茎治療がもたらすメリットは他にもありますが、皆さんあまり気にされていない様に見受けます。
【包茎治療のメリット】
第三者的に考えると②、③のメリットが非常に大きくなります。
包茎=性病にかかるというわけではありませんが、亀頭が包皮に包まれている状態は恥垢がたまりやすいうえ、常に湿った状態で様々な病原菌の温床となります。こうした理由から包茎の方は性病や感染症に感染しやすくなってしまうのです。実際、当院へ性病感染で来られるほとんどの患者様は包茎の方です。
決して治療を強要する訳ではありませんが、治療するかしないかどちらがいいかと聞かれれば、やはり治療をされるに越したことはありません。
もし、治療を悩んでおられる方がおられたら、こういった側面もお考えになられてはいかがでしょうか。
現在、日本では中等度以上のED患者数は1130万人(30~79歳)との推測があり、かなり愕然とする数字ですが(これは糖尿病の潜在的患者数の約2倍にもなります)、これらEDの治療はPDE5阻害剤(バイアグラ、レビトラ、シアリス)が第一選択で、非常に高い有効性を示す事が知られています。現に、当クリニックでも非常に高い満足度を実感していますし、ほとんどのED患者さんがこれで事足りる場合がほとんどです。ただ、年に十数例、その効果が不十分な方もおられて(大抵が重度の糖尿病の方ですが)、苦労する場合もあります。