昨日掲載されたアメリカの医学誌ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーションからの紹介です。
九州大学大学院農学研究院からの報告ですが、カテキンの一種であるエピガロカテキンガレートとED治療薬を併用投与することで、正常な細胞を傷つけずに癌細胞のみを殺し、高い抗がん作用を発揮する、との事です。
今まで抗がん剤が効かなかったような症例でも高い治療効果が期待できるかも知れません。
ED治療薬(バイアグラ、レビトラ、シアリス)については、新しい研究報告は出来るだけ目を通すようにしていますが、未だネガティブな報告はなく、EDの治療効果意外にもたくさんのポジティブな報告が出てきますね。
カテキン(ご存知のとおり茶の渋み成分ですが)には非常に多くの生理活性があるのが判ってきていますが、当然取り過ぎるのはよくない(こちらの報告もたくさんあります)のは自明の事ですのでほどほどに。