2019年3月18日、レビトラの製造元であるバイエル薬品より連絡がありました。内容は、レビトラ10mg、20㎎の供給が再度中止になるというものでした。
今後の供給再開に関しては全くの未定との事です。
メーカーでストックされている供給可能なレビトラは、10㎎が約1ヶ月分、20㎎で2~3ケ月分ということです。昨年同様、4月以降でレビトラが欠品となる医療機関は増えると思われます。
当院にはまだレビトラ10㎎の在庫はございます(2019年6月21日現在)。
今回のレビトラの供給停止は、錠剤の包装実施が遅れたことによるものです。医薬品の製造から包装するまでの期間には定めがあり、この期間を経過した製品は出荷できなくなります。どうやら、レビトラはこの期間内に包装が行われなかったため、予定されていた日本への輸出も行えなくなったようです。
さらに、レビトラの製造ラインを使って他の医薬品が製造されだしたため、現時点ではレビトラの製造が完全に停止しているとのことです。
こうした状況から、今後レビトラの供給が再開される目途は全く立たちません。
昨年のようにFDA(米国食品医薬品局)からの指導により、工場の改修工事が必要となったのであれば製造供給が再開される時期も見通しが立ったのですが・・・。
レビトラの製造供給が停止となったのはこうした理由からで、レビトラ自体の品質に問題があったわけではありません。お手元にお持ちのレビトラは安心して服用いただけます。
欠品となってからのED治療には、バイアグラ(バイアグラジェネリック)、シアリスをお試しください。