診療現場からの報告

第16話:ペニスサイズが我慢ならん?(画像有り) [院長/西川]

ペニスが小さい事が、それはもう大きな悩みだった、若い頃は、この事で自殺まで考えたんだ、とおっしゃる70代の方が、奥さんと一緒に来院されました。

診察してみると、軽度の仮性包茎の方で、まあ標準サイズからみると小さめの方ではありましたが、そこまで悩まなくてもなあ、と思いましたが、どれ程悩んできた事か、と深く語られて、何が何でも大きくしたいと言われ、少し往生しましたが、最低限、包茎は取り敢えず治しておきたいとの事でした。

ペニスを大きくする方法は幾つか考えられるのですが、包茎の方で、包皮の内板の状態によっては、そのままの状態で太くするような手術を行なうと、 うまくいかない(当然その理由があるのですが)ので、その事は重々理解していただいて、取り敢えず仮性包茎の修整手術と、亀頭を大きくする為のコラーゲン注入を受けられました(あれもこれもと、かなりしつこく要望されましたが)。恐らくこれだけで、かなり立派に見えると思います。

▼仮性包茎の状態です。黒いマーキングは、包皮の切除の目安に書いています。

包茎手術前

▼手術直後の状態です。縫合糸は吸収糸を使用していて、約2〜3週間後には溶けてなくなくなります。

手術直後の状態

▼亀頭を大きくする為に、コラーゲンを注入した直後です。

亀頭を大きくするために、コラーゲン注入直後

治療後、これが治ったら、今度はペニス自体を太く、長くして欲しい、頼んだよ、約束だよ、と再三言われ、少し苦笑いでした。