診療現場からの報告

第129話: WカップでED撃退 ―がんばれ日本!!― [カウンセラー/森下]

巷ではサッカーワールドカップの話題が盛んですが、今大会、日本代表は残念ながら黒星スタートとなってしまいました。なんとしても予選は勝ち抜いて欲しいところです。
もし予選突破できれば、応援でエキサイトした流れから悩みの種のEDが改善したりするかもしれませんね。



と、



ここまで読まれて冗談、もしくは、ふざけていると思われた方がおられるかもしれませんね。

実はおふざけではありません。至って真面目な話なんです。

ちょうど1年前に行なわれたミズーリ大学の研究では、スポーツなどの勝負事で勝つ、もしくは応援している味方が勝利することで、男性の体内ではテストステロン(男性ホルモン)が増加することが判りました。
ただしテストステロンが増えるには、敵に対しての勝利でないといけないという条件があります。チームメイトとの練習試合にいくら勝ってもテストステロンは増加しません。自分がチームの一員となったつもりで夢中にならないと意味が無いわけです。

テストステロンには男性ホルモンの一つであり、様々な作用を有します。勃起や射精といった性的行動の原動力にもなりますし、精子の生成、筋肉の増加、骨の強化から集中力の向上といった脳機能にも関係があるといわれます。逆に言えばテストステロンの不足はEDや射精障害、性欲の低下にもつながってしまいます。
まぁ、ちょっとやそっとでそんな状態に陥るとは考え難いのですが、減少するよりは増加させるに越したことは無いはずです。

ちなみに勝負に負けるとテストステロンの量は減少するようです。そう考えると、違う角度からも日本代表を応援したくなりますね。

頑張れ日本!!