プロペシア(一般名フィナステリド)は、米国メルク社が開発した世界初のAGA(男性型脱毛症)治療薬です。
プロペシアは前立腺肥大症の薬治療薬として使用されていましたが、AGAの改善に効果があることが分かり、1997年12月に米国で認可され、現在では世界60ヶ国以上で承認されています。
国内では2005年12月より発売が開始され、2015年4月には後発品(ジェネリック)であるフィナステリド錠が発売されました。
<AGA(男性型脱毛症)とは>
AGA(AndrogeneticAlopecia)とは、成人男性によくみられる脱毛症のことです。思春期以降に額の生え際や頭頂部の毛髪が徐々に薄くなっていく症状を指します。国内で1000万人以上いる“抜け毛”や“薄毛”でお悩みの方のほとんどがAGA(男性型脱毛症)だといわれています。
AGAについての詳細はコチラ >>>
AGA(男性型脱毛症)の主な原因は、5α還元酵素によって生成されるDHT(ジヒドロテストステロン)です。プロペシア・フィナステリドは、この5α-還元酵素を阻害しDHTの生成を抑制することで、AGAによってやせ細った軟毛(うぶ毛)を太くコシのある硬毛へと成長させます。また、休止期に入った毛穴にも作用して毛髪の成長を促すと伴に、脱毛量の減少といった効果も期待できます。
国内の臨床試験によると、1年間プロペシア1mgの服用を続けた方の58%にAGAの改善効果、40%に現状維持効果が見受けられます。また、服用期間が伸びることで改善効果も増し、3年間服用された方では実に78%の方に改善効果が見られました(服用を中断すると徐々に元に戻ります)。
1ヶ月分(30錠)・・・ 5,500円(税込)
※処方料、診察料等は一切かかりません。
※当院の取り扱いは、フィナステリド(ジェネリックプロペシア)1.0mgのみとなります。
1日1錠を服用します。
服用の期間は最低半年とし、長期使用するほど効果が出やすくなります。
安全性を考えて、必ず国内医療機関で入手して下さい。
(※内服を中止すると再びDHTが産生され、毛根にダメージが与えられ始めます。)
48週の二重盲検比較試験において、安全性評価対象276例中11例(4.0%)に14件の副作用(臨床検査値異常変動を含む)が認められました。主な症状はリビドー減退3例(1.1%)、勃起機能不全2例(0.7%)等でした。
プロペシア/フィナステリドの副作用についてはコチラ >>>
健康な成人男性であれば、服用には何ら問題ありませんが、肝機能に障害のある方はプロペシアを使用が出来ないこともあります。プロペシアの使用に関しては、必ず医療機関に御相談下さい。
また、前立腺がんの検診を受ける方は、プロペシアを服用していることを医師に必ず伝えて下さい。(プロペシアは、前立腺がんの腫瘍マーカーであるPSA値を半減させます。正確な数値が出ず、前立腺がんを見落とす危険性があります。)
<プロペシア/フィナステリドを使用できない方>
<プロペシア/フィナステリド併用禁忌薬>
1.問診票への記入
■ご来院いただき、最初にご記入いただきます。
(事前にWEB問診をお送りいただいた方は不要です。)
■混雑していなければすぐにお呼びします。
(御予約の方が優先のため、お急ぎの方は予約されることをお勧めします。)
■保険証・身分証明書は不要です。
2.問診
■服用方法や注意事項といった、お薬についての説明をさせていただきます。
(簡単な問診だけですので、検査等を行なう必要はありません。)
■殆どの方は数分で終了します。
3.処方
■精算時に御希望のお薬をお渡しします。
■院内処方となります。
■再処方についての御説明を行ないます。