心斎橋中央クリニック/ミノキシジル

ミノキシジルについて

【新型コロナウィルス感染拡大をうけて】
当院では通常通り診療を行っておりまが、ご来院される患者様はくれぐれも感染予防に注意してご来院ください。
なお、発熱やせき・息切れ等の体調不良の方は、ご予約のキャンセル・日程変更をお願いします。
お薬の処方をご希望の方で来院に不安を感じられる場合、郵送対応(オンライン診療)をご利用ください。
また、感染防止のためスタッフのマスク着用を徹底し、頻繁な換気、院内の消毒に努めています。
来院される患者様につきましても、マスク着用の上でご来院頂けます様、ご協力の程お願い致します。
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ミノキシジル(Minoxidil)について

ミノキシジルは、1960年代に、その血管拡張作用から高血圧の治療薬として開発されました。その後、AGAへの効果が発見され、広くAGAの治療薬(塗り薬)として使用されたいます。

ミノキシジルは頭皮に使用することで毛包に直接作用し、発毛・育毛・脱毛・予防効果を発揮します。
ただし、ミノキシジルがAGA治療薬として承認されるのは外用薬としてのみです。

経口薬としてのミノキシジルは、医師の管理下で副作用(特に心血管系の副作用)に常に注意を払いながら慎重に服用する必要があります。また、AGA治療においてミノキシジルは、長期的かつ継続的な使用が求められるため副作用のリスクが増加します。
こうしたリスクからミノキシジル経口薬(ミノキシジルタブレット)をAGA治療薬として承認している国はなく、臨床試験も実施されていません。

ミノキシジル(Minoxidil)配合外用薬の特徴・効果

壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防。

ミノキシジル配合外用液5%は、次のようなパターンの脱毛あるいは薄毛に効果があります。

効果が見込める薄毛の進行状態

ミノキシジル配合外用液5%には、国内承認最大濃度である5%のミノキシジルが配合されています。またミノキシジルの他にも、過剰な⽪脂による頭⽪環境の悪化を抑制する3つの有効成分(ピリドキシン塩酸塩、トコフェロール酢酸エステル、l -メントール)が配合されています。

【ピリドキシン塩酸塩】

過酸化物質や毛穴詰まり・フケの発生の原因となる皮脂の余剰な分泌を抑制します。

【トコフェロール酢酸エステル】

頭皮の炎症・痒みの原因となる皮脂の酸化を防ぎ、頭皮を保護します。

【l -メントール】

頭皮の炎症・痒みを抑え、清涼感を与えます。

ミノキシジル(Minoxidil)配合外用薬の価格

ミノキシジル配合外用液5% ・・・・ 5,500円(税込)

ミノキシジル(Minoxidil)配合外用薬の使用方法

1日2回、1回1mLを脱毛している頭皮に塗布します。洗髪後の頭皮が清潔な状態でご使用ください。

(1) 容器を縦にしてキャップを外すと、計量器先端に取り付けられた塗布ヘッドが引きあがる。

(2) 容器を逆さにし計量器に薬液が量りとられたら、塗布ヘッドを垂直に頭皮に押し当てる。

(3) 塗布ヘッドで頭皮をタップし、計量器が空になるまで薬液を塗布する。

(4)しっかりとキャップをしめる。※カチッと音がしても不十分です。

≪保管上の注意≫

  • ・使用後はキャップをして、直射日光や高温、寒冷の場所をさけ、涼しい所に保管してください。
  • ・小児の手の届かない所に保管してください。
  • ・誤用をさけ、品質を保持するため、他の容器に入れかえないでください。
  • ・火気に近づけないでください。
  • ・使用期限を過ぎた製品は使用しないでください。

ミノキシジル(Minoxidil)配合外用薬の副作用について

ミノキシジルを使用した際、次の症状が現れた場合は副作用の可能性があります。
直ちに使用を中止し、ミノキシジル配合外用液5%「FCI」の説明書をもって、医療機関にご相談ください。

  • ・皮膚:頭皮の発疹・発赤(頭皮以外にあらわれることもあります)、かゆみ、かぶれ、ふけ、 使用部位の熱感等
  • ・精神神経系:頭痛、気が遠くなる、めまい
  • ・循環器:胸の痛み、心拍が速くなる
  • ・代謝系:原因のわからない急激な体重増加、手足のむくみ

ミノキシジル(Minoxidil)配合外用薬を使用できないケース

1.次の人は使用しないでください

  1. (1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
  2. (2)女性。(本剤は日本人女性における安全性が確認されていません。)
  3. (3)未成年者(20歳未満)。(国内での使用経験がありません。)
  4. (4)壮年性脱毛症以外の脱毛症(例えば、円形脱毛症、甲状腺疾患による脱毛等)の人、あるいは原因のわからない脱毛症の人。(本剤は壮年性脱毛症でのみ有効です。)
  5. (5)脱毛が急激であったり、髪が斑状に抜けている人。(壮年性脱毛症以外の脱毛症である可能性が高い。)

2.次の部位には使用しないでください

  1. (1)本剤は頭皮にのみ使用し、内服しないでください。(血圧が下がる等のおそれがあります。)
  2. (2)傷、湿疹あるいは炎症(発赤)等がある頭皮。(きず等を悪化させることがあります。)

3.本剤を使用する場合は、他の育毛剤及び外用剤(軟膏、液剤等)の頭皮への使用は、さけてください。
また、これらを使用する場合は本剤の使用を中止してください(これらの薬剤は本剤の吸収に影響を及ぼす可能性があります。)

4.次の人は使用前に医師又は薬剤師に相談してください。

  1. (1)今までに薬や化粧品などによりアレルギー症状(例えば、発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等)を起こしたことがある人。
  2. (2)高血圧の人、低血圧の人。
    (本剤は血圧に影響を及ぼす可能性が考えられます。)
  3. (3)心臓又は腎臓に障害のある人。
    (本剤は心臓や腎臓に影響を及ぼす可能性が考えられます。)
  4. (4)むくみのある人。
    (むくみを増強させる可能性が考えられます。)
  5. (5)家族、兄弟姉妹に壮年性脱毛症の人がいない人。
    (壮年性脱毛症の発症には遺伝的要因が大きいと考えられます。)
  6. (6)高齢者(65歳以上)。
    (一般に高齢者では好ましくない症状が発現しやすくなります。)
  7. (7)甲状腺機能障害(甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症)の診断を受けている人。
    (甲状腺疾患による脱毛の可能性があります。)
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