心斎橋中央クリニック

タイトル「診療現場からの報告」

第303話:猛暑でEDを…[カウンセラー/森下]

21歳の男性が来院されました。
数日前から勃起が不十分で、挿入ができなくなったというご相談でした。最初は一時的なものかと考えられたそうですが、日を改めても失敗されたらしく、心配になりご相談に来られました。
パートナーとは交際歴も長く、またご本人の健康面にも問題はないとのことでした。日常生活でも、特に変わった事はなかったとのことです。ただ、不規則な生活が続いていたのと、猛暑の為か睡眠がしっかりとれていないそうです。
睡眠不足は、ストレスを生みます。ストレスはEDを引き起こす大きな要因です。実際、EDの相談で来院される患者さんの多くは、睡眠時間が6時間未満です。慢性化した睡眠不足によって、慢性的にストレスを浴び続けてEDを発症した可能性が大です。
また、性欲の源ともいえる男性ホルモン「テストステロン」は睡眠時間中に分泌されます。睡眠不足でテストステロンが減少すると、EDを発症しやすくなります。
おそらく今回の患者さんがEDを発症された原因は、慢性的な睡眠不足だと思われます。患者さんに睡眠の重要性を説明すると、猛暑で睡眠・食欲だけでなく勃起まで奪われていたとは思わなかったと驚かれていました。
ストレスが原因のEDには、ED治療薬が非常に効果的です。患者さんも色々試したいという事でしたので、バイアグラレビトラシアリスのジェネリックをそれぞれご用意させていただきました。
<参考>
  • 第77話:EDと睡眠障害
  • 第224話:睡眠と薄毛・AGAの関係
  • 第277話:寝ないとEDになる!?
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