診療現場からの報告

第213話:バイアグラは2年待ち!?[カウンセラー/森下]

今日は、患者さんから驚く話を聞きました。
その方は、以前関東でバイアグラの処方を受けておられたのですが、拠点が関西に移られたこともあり色々と病院を探されていたそうです。 そんな中、当院をお選びいただき有り難い限りです。

一応、当院に来られる前に他院も受診されたようですが、その際のお話を聞いて驚くとともに理解に苦しみました。
なにやらその医療機関では、ED治療薬バイアグラは扱っています。ただ、処方には血液検査をはじめ色々と調べないといけないため、バイアグラ等のED治療薬を処方するには2年ほどかかると患者さんに伝えているそうです。

2年間も何を調べるのでしょうね?
2週間の間違えでは? と、何度も聞き直しましたが、絶対に2年と説明されたそうです。患者さんも、これまでバイアグラを服用してきただけに、驚いて何度も聞き直したので間違いないそうです。
Drの雰囲気もどことなく消極的な感じで、バイアグラを処方したくないのでは?という印象だったそうです。関係があるか無いかは分りませんが、結構年配のDrだったそうです。
それにしても2年とは、、、(笑)

確かに、他院にはED治療薬などの処方に際して、初回に検査を実施するという方針のところもあります。本来であれば、こうした検査そのものも不要です。それを、こちらのクリニックは2年もの時間を費やしていくというわけです。
本当にED外来されてるのですか?と耳を疑う話です。

クリニック名で検索をかけると、確かにED治療薬の取り扱いはありました。ただ、どこを見てもレビトラシアリスの表記はありません。もちろんジェネリックバイアグラに関しても同様です。それどころか、自費診療になるはずの薬なのに、値段すら全く記載が見当たりません。不親切を通り越して、ED治療を行う気がないのか?と考えてしまいました。
受診した患者さんが気の毒でなりません。この医療機関でED治療を行われている方って、どれぐらいおられるのでしょうか?
それにしても、この患者さんも、あのHPの内容でよく受診しようと思われたものです。今にすれば、不思議に思います。

因みに当院は、ED治療には簡単な問診を行う程度で、数分有れば終わります。
この差は何なんでしょうね?