バイアグラ(Viagra)

■ バイアグラ(Viagra)について

バイアグラ

バイアグラは世界初のED治療薬として世界中で使用されています。
国内では1999年3月から発売が開始され、ED治療薬の代名詞といってもいいぐらい知名度の高いお薬です。発売当初から、EDで悩む男性を中心に広く話題となり、国内での認可を待たず個人輸入等でバイアグラを入手する人等が続出しました。
医療機関を介さずに入手される場合、当然ながら使用上の注意点や併用禁忌薬の説明はありません。このため何の知識も無くバイアグラを服用する方が増え、結果として様々な事故が起こりました。中には心肺停止を招いたという事例も含まれています。

また、バイアグラは心臓に負担がかかると思われている方がおられます。
元来、バイアグラは狭心症の治療薬として開発が進めれれていた薬です。使用上の注意を守っていただければ、何ら危険性はありません。
しかし、発売から25年以上経過した現在でも「バイアグラ」=「危険」といった間違ったイメージを持ってあられる方がまだまだ大勢おられます。バイアグラはきちんと注意を守れば、非常に安全性の高い薬です。発売当初から成分の変更がないにも関わらず、現在事故が起きていないのは、バイアグラが安全だという証ではないでしょうか。

■ バイアグラ(Viagra)の特徴

バイアグラは性的刺激に反応して起こる勃起機能をサポートしてくれる薬です。服用しただけでは勃起が起こる事はありませんし、性的刺激が無くなれば勃起は当然おさまります。催淫効果や性的欲求・興奮の向上、精液の量を増やすといった効果もありません。また、使用に際して一過性の副作用が現れることはありますが、依存性や中毒性は一切ありませんので安心下さい。

日本国内で処方を受けることが出来るバイアグラは、25mgと50mgの2種類です。海外で使用されるバイアグラ100mgは、国内では未承認薬であるため処方を受けることは出来ません。形状は青色でひし形をしています。
巷では金色のバイアグラをはじめ様々な偽造品が流通しています。医療機関での処方を受けていない場合は偽造品である可能性が極めて高く、服用はお勧めしません。特にネット通販や個人輸入での購入の場合、正規品である確率は約44%と1/2以下となっています。必ず医療機関にて正規のバイアグラをご購入下さい。

※バイアグラは、あくまで血管拡張効果による勃起の補助を目的とした薬です。時折ご質問をいただきますが、女性が服用しても血管拡張以外の効果はありません。インターネットなどで記載されている女性用バイアグラといったものも存在しません。ただし、何ら実証されてはいませんが、バイアグラは女性器周囲の血管拡張も促すため、感覚が過敏になるという可能性は考えられます。

■ バイアグラ(Viagra)の価格

■ バイアグラ(Viagra)の服用方法

性行為の1時間前に服用してください。
血中濃度のピークは約3時間持続し、その後は徐々に効果が失われます。
連続での服用は24時間以上の間隔をあけて下さい。
服用の前後に食べものを摂った場合、効果が得られません。
(どうしても空腹時での服用が困難な場合、食事の60分以上前に服用して下さい。)

■ バイアグラ(Viagra)の副作用について

バイアグラを服用した際、顔のほてり・紅潮、頭痛、動悸、眼の充血、鼻づまり、消化不良や胸焼けといった副作用がよく現れます。どの副作用も一過性のものであり、症状は軽いものから中程度の場合がほとんどです。発現頻度には個人差があり、体調にも左右されます。

バイアグラの副作用の詳細はコチラ >>>

■ バイアグラ(Viagra)を服用できないケース

健康な方であれば服用していただいても何ら問題ありません。
しかし、狭心症や不整脈などの疾患がある方、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞などの病歴がある方、何らかの薬を服用している方等は、バイアグラの使用が出来ないこともあります。
バイアグラの使用に関しては、必ず医療機関に御相談下さい。

<バイアグラを服用できない方>

  • ・バイアグラの成分に対して過敏症の既往歴のある方
  • ・硝酸剤あるいは 一酸化窒素(NO)供与剤を服用中の方
  • ・心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる方
  • ・重度の肝機能障害のある方
  • ・低血圧の患者(血圧<90/50mmHg)
  • ・治療による管理がなされていない高血圧の方
    (安静時収縮期血圧>170mmHg以上または安静時拡張期血圧>100mmHg以上)
  • ・脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヶ月以内にある方
  • ・網膜色質変性症(進行性の夜盲症)と診断された方
  • ・アミオダロン塩酸塩(経口剤)を服用中の方
  • ・可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤(リオシグアト)を服用中の方

<バイアグラ併用禁忌薬>

  • ・硝酸剤及びNO共与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)
  • ・アミオダロン塩酸塩(アンカロン:経口剤)
  • ・sGC刺激剤リオシグアト(アムデパス)

この他にも併用注意となる医薬品が多数あります。
薬品名もジェネリック医薬品を含めると多岐にわたるため、バイアグラの使用を希望される方は必ずお使いの薬が分かるようにしてご来院下さい。

■ 処方までの流れ

1.問診票への記入

■ご来院いただき、最初にご記入いただきます。
(事前にWEB問診をお送りいただいた方は不要です。)
初診対応可能日はコチラのカレンダーで事前にご確認ください。)
■薬の処方を受けている方は、必ず処方薬の名前が分かるようにしてご来院下さい。
■混雑していなければすぐにお呼びします。
(御予約の方が優先のため、お急ぎの方は予約されることをお勧めします。)
保険証・身分証明書不要です。

2.問診

■服用方法や注意事項といった、お薬についての説明をさせていただきます。
(簡単な問診だけですので、性器をみることはありません。)
■殆どの方は数分で終了します。

3.処方

■精算時に御希望のお薬をお渡しします。
院内処方となります。
■再処方についての御説明を行ないます。

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