今年に入りシアリス、レビトラのジェネリック医薬品が発売開始となりました。これで全てのED治療薬（バイアグラ、レビトラ、シアリス）の全てに、ジェネリック医薬品が出揃った事になります。

今まで、ジェネリックと称する海外製の模造品や偽造品が、様々なルートで非常に多く流通していました。中には医療機関でそういったモノが取り扱われているというケースもありました。
国内メーカーが製造販売する純正のジェネリック医薬品の登場で、こうした模造品・偽造品の流通が少しでも減ればと願うばかりです。

こうしたジェネリック医薬品について患者さんからよく尋ねられるのが、安心できる薬かどうかの見分け方です。そこで、ED治療薬を購入するポイントをお伝えさせていただきます。

• point1　ご本人が医療機関を受診しないと入手できません。
• point2　ファイザー、日本新薬、バイエル薬品から感謝状を受領している医療機関かどうか。
• point3　PTP包装（※）されているかどうか。
• point4　PTP包装の印字は日本語かどうか。
• point5　名称、容量は次の通りです。
  バイアグラ（シルデナフィル）　→　25㎎、50mg
  レビトラ（バルデナフィル）　　→　5㎎、10mg、20mg
  シアリス（タダラフィル）　　　→　5㎎、10mg、20mg
  ※同じ薬でも、色や形状はメーカーによって異なります。

一先ず、この５点に注意していただければ、安心して服用できる薬の処方を受けられる可能性が高いと思います。

（※）PTP包装
PTP（press through pack）包装シートとは、錠剤やカプセル剤を包装する方法の1つです。プラスチック部分を強く押す事で、薬がアルミを破って（1錠ずつ）押し出せる仕組みになっています。