第334話:20代のED [カウンセラー/森下]
今日も海外の患者さんが来られました。
数日後に(韓国に)帰国するので、ED治療薬を持って帰りたいという事でした。
数日後に(韓国に)帰国するので、ED治療薬を持って帰りたいという事でした。
5年前に仕事で来日されて以来、勃起が上手くいかなくなったそうです。知らない国へ移住するストレスからEDを発症した可能性が高いのですが、こうしたストレス性のEDに対してED治療薬(バイアグラ、レビトラ、シアリス)は非常に効果的です。
患者さんは20代後半と年齢も若く、この歳でEDになるとは思いもしなかったと嘆いておられました。話していても表情は重く、恐らくは「このまま治らないかも…。」と悩んでこられたのだと思います。
カウンセリングでは、まず20代の方も大勢来られているという事をお伝えしました。そして、EDが生じるメカニズムやED治療薬がどのように作用するのかを説明しました。話を聞くうちに少しずつ表情や口調がかわり、「バイアグラはとても効果のある治療薬だったのですね。」「バイアグラの事を勘違いしていました。」「もっと早く来ればよかったと」と、笑顔で話をされるようになりました。
昨年に発表された『性機能障害の全国実態調査に関する報告』よれば、20~24歳のED有病率は26.6%という事で、4人に1人がEDを生じているという事になります。これは50~54歳のED有症率(27.8%)とほぼ同等と言えます。
実際、当院にも20代の患者さんは多数来られています。EDで悩んでいるのは自分だけじゃないという事を分かっていただき、症状が悪化しないうちに治療を開始してください。
ちなみに、ED治療薬の処方に検査は不要です。また、性器の診察等も不要です。簡単な問診のみで処方となります。
ちなみに、ED治療薬の処方に検査は不要です。また、性器の診察等も不要です。簡単な問診のみで処方となります。