診療現場からの報告

第333話:all over the world [カウンセラー/森下]

本日、バイアグラとシアリスを求めて、中国人の男性が来院されました。
日本語は全くダメで英語も片言ならという事でしたが、翻訳アプリと片言英語でカウンセリングは可能です。便利な時代です。
こうした対応には慣れているのですが、アジア系の方で全く日本語ができない方については少しだけ苦手意識があります。なぜなら、アプリを使わずに一方的に母国語で話されることが多いからです。
写真を見せられて「This!This!This!This!」と、のっけから連呼されたことも1回や2回ではありません。
今回の方は少し英語が分かるという事で会話にはなりましたが、それでも最初はアプリなしでワ~~~っと一方的に話をされていました(当然、全く分かりません)。途中からアプリを使ってお話を聞けたから分かったのですが、どうやら「中国では薬局で簡単にバイアグラを購入できたのに、日本に来たら薬局では置いていないといわれた。日本でバイアグラ(ED治療薬)は処方薬なのですか?」という事を言われていたようです。
バイアグラは基本的に世界共通で処方薬であり、薬局で簡単には買えません。当然、レビトラやシアリスも同様です。
※イギリスでは市販薬として薬局でバイアグラが売られています。
今回、持って帰られたバイアグラとシアリスが、中国の薬局で買っていたものと効果の違いがあるのか感想を聞きたいところです。