診療現場からの報告

第125話: 脱メタボ!脱ED! [カウンセラー/森下]

メタボリックシンドロームがEDを引き起こす要因である事をご存知の方は多いと思います。
「メタボの解消方法は?」と聞かれたら、最初に頭に浮かぶのはやはり“運動”ではないでしょうか。
でも皆さん、運動っていろんな種類が有りますよね。ジョギングにウォーキング、サイクリングからダンスやスケート、バスケやサッカー等ひとくくりで運動といっても内容は様々です。
ではどういった運動が最も効果的なのでしょうか。

シンガポールで腹部肥満(BMI>27.5kg/u,腹囲>90cm)の男性90人を対象に行なわれた実験では、長時間の中強度の有酸素運動が勃起機能の改善、テストステロンの増加に有効だということが分かりました。『長時間の中強度の有酸素運動』とは、最大心拍数の55%〜70%の有酸素運動を1週間で200〜300分行なう事を指します。
毎日30分の運動ですから何とかなりそうですね。
ただし、週に数回ジムでトレーニングしているので運動量は足りているという方がよくおられますが、マシンを使った筋肉のトレーニングを中心にされているなら、水泳やウォーキング(ランニング)中心のメニューへの変更をお勧めします。大切なのは有酸素運動を行なうことです。
ちなみにこの実験では長時間の有酸素運動を行なうことで、より効果的な体重・体脂肪の減少、一酸化窒素(No)の合成促進、血管内皮機能の回復が見込めることがわかりました。

GWに入り気候も良くなってきたことですし、1日30分、今日からどうですか?