診療現場からの報告

第352話:レビトラで体調快調! [カウンセラー/森下]

今日は、他院でレビトラの処方を受けていたという方が来院されました。特に健康上の問題はなく、副作用も軽い鼻炎程度だったという事で、当院でもレビトラを希望されました。
お薬のお渡しが終わり、お帰りになられる際に質問を2ついただきました。
@ 「レビトラが健康上で悪影響を及ぼすことはないですか?」
A 「レビトラを飲んだ翌朝は、起きると体調がよくてスッキリしているのは何故ですか?」
レビトラを含むED治療薬はどれも、健康な方であれば何の心配もなく服用できます。@については、正規の安全なモノであれば心配は不要だと説明しました。
問題はAです。
ED治療薬に疲労回復作用や覚醒作用といった効果は一切ありません。期待できるのは「血管の拡張作用」のみです。
これまでにも事故の後遺症から肩と首がガチガチで、緊張性頭痛で毎日が辛いと言っておられた方が、シアリスを使い始めて苦痛から解放されたといった症例はありました。恐らくは「血管の拡張作用」によって首と肩まわりの血流が改善し、緊張性頭痛が改善したのだと理由がつきます。
しかし今回の方は、恐らく疲労回復です。
考えられる理由は、血行が良くなることで細胞が必要とする酸素や栄養素の供給が向上し、疲労回復が促進されたというぐらいでしょうか。入浴後やマッサージを受けて寝た翌日、スッキリと目覚めるのと同じような事が体内で起こったのかもしれませんね。
こうした話を患者さんから聞くと、ED治療薬のポテンシャルには驚かされるばかりです。
(まあ、“殆どの方”が服用した“その日から” EDを改善できるというだけでも凄いことなのですけどね。)

 

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