診療現場からの報告

第197話: 海外からの患者さん[カウンセラー/森下]

当院では、外国人がED治療薬を求めてご来院されることが、少なくはありません。
自国で服用されていた方もいれば、全く服用経験のない方まで様々です。
言葉が通じる方であれば、当然処方は行っております。

さて、日本でバイアグラ、レビトラ、シアリスといったED治療薬を入手する場合、医療機関を受診して処方を受ける必要があります。しかし、海外ではバイアグラ、レビトラ、シアリスが薬局で売られている事も多く、驚くほど簡単に購入できます。ただし、正規(本物)のED治療薬かどうかはまた別の話です。

インターネットで調べると、海外ではバイアグラ、レビトラ、シアリスをはじめとしたさまざまな薬が薬局などで簡単に購入できるような記載が目立ちます。しかし、アメリカで正規のバイアグラ、レビトラ、シアリスを購入しようとした場合、日本と同様に医療機関を受診しなければなりません。
これはアメリカだけに限ったことではありません。イギリスやカナダ、タイにおいても同様のようです。

ちなみに日本のように法律で医薬品をきっちり管理している国は意外と少なく、中にはドラックストアなどで本物と安い偽物が並んで売られており、好きな方を購入できるというケースもあります。
当然、服用には自己責任が求められますが、自己責任についての考え方が日本とは大きく異なっているように思われます。

日本語が通じない外国人の患者さんの場合、問診が行えないためお断りしますが、こうした背景のせいかお断りするだけでも一苦労です。
自国では自己責任の下で何かしらのED治療薬を服用していたわけです。彼らからすれば何も問題ない(?)ので、『薬を出してくれ』という事なのでしょうね。 お気持ちはわかりますが、なかなか日本ではそう単純にはいかないんです。 せめて、通訳できる方とご一緒であれば、詳しくご説明差し上げれるのですが・・・